着物いじり2

実は着物いじりをしていて一番お金がかかったのは、祖母の着物(昭和30円初頭に制作)を洗い張りして仕立て直ししてもらったことでした。これはどうしてもお金をかけてでも着たかったんですよ。祖母も40過ぎにこの着物を自分用に仕立てて、その後自分で洗い張りをして仕立て直しをしたようで。72で亡くなるまで大事に保管していたお気に入りの着物だったようで。 胴裏と八掛(着物の裏地)も正絹のもので交換してもらったので、総合計はそこそこ値が張りました。

祖母の形見の着物と伯母の帯
祖母の形見の着物と伯母の帯

帯は母方の伯母からの頂き物です。昨年、お墓参りに行ったときに着物を着るようになったと話したら、ウールの着物2着と帯を3本をくれたんです。ウールの着物はジャストサイズだったので、それもありがたく着ています。でも、この帯は使い勝手がよすぎて色々な着物に合わせやすくてしょっちゅう使わせてもらっています。

これ、2月中にとある会合に着ていったのですが、当時はとっても寒かったので、道行(みちゆき)という着物コートの上に手作りしたショールを着ていきました。 えーと、原材料はユザワヤで580円でゲットしたポリエステル製のボア生地ですw 140㎝幅の布が100㎝分で、端はロックミシンでかがってあります。手をとおす場所を手縫いで縫えば出来上がりでした。 これは「なでしこショール」という、ハンドルネームで「なでしこ」さんとおっしゃる方が考案したショールで、腕を通すために20センチほどかがると出来上がりという簡単で時短な羽織ものです。

道行(みちゆき)
道行(みちゆき)
なでしこショール(ポリエステルのボア)
なでしこショール(ポリエステルのボア)

あ、でもいっときますが真冬日に着物姿で外を歩くのはかなり寒いです。ヒートテックの上下と、ウールモスリンの裾よけを装備しています。足下は五本指ソックスの上に着物用ハイソックスを重ね履きして、さらにその上にフリースの足袋をはいて草履ですw 着物の中はいくら重ねてもバレませんが、足下の寒さだけはなかなかどうしようもありませんw

了子