了子:ところであの姿、ソアラは見たことあると思う?
佳子:ちょっと、バラン篇を書いておきながらそういうところの設定は詰めていないわけ?
了子:うん。そこは竜魔人化する必要がないのに、わざわざソアラに見せるために変身するかなあって。あまり想像できないというか・・・敵がいないのに変身して自分の意志で元に戻れるなかなあとか。もしかしたら、誰かに目撃されてしまったことが追放のきっかけだったのかなとか。とにかく考えてはいるんだけどしっくり来ないんだよね。
佳子:確かにソアラに竜魔人姿を披露しているのかどうかは気になる。でも見せたとしても見せなかったとしても、どちらの設定を想像してもしっくり来ないかもしれない。
了子:ソアラは変身したバランを見てもバランを拒絶しなさそう。
佳子:それは賛成。むしろバランの方が人外の姿を晒すことにおびえそうな気がする。追い出されるかもって恐れていそう。ところでバランは模写すって使えるのかしら?
了子:変換ミスしてるよ、モシャスね。どうなんだろう。ドラクエⅣの勇者は確か使えた。アバンも使えるけど。
佳子:もしアバンがバランの立場だったら、舞踏会とかそれに伴う立食パーティーの席で余興として使ったりするんじゃないか。それで人間ばかりでなくモンスターなんかにも化けたりして竜魔人化の伏線を張っていたりするんじゃないかと思ってね。
了子:なるほど。それ、使わせてもらおうかな。
佳子:やれやれ、いきなりパクリ宣言ですか。
了子:でもそれって場合によっては逆効果かも。人間がモンスターに化けられるなら、モンスターが人間に化けることもできる。だからあいつは怪しいとかさ。かえって疑われるかも。
佳子:そうね。バランの場合下手な小細工をするとかえってぼろを出しそう。アバンなら上手く乗り切りそうだけど。
了子:臣下としてならともかく、権力闘争で勝ち抜かなければならないような立場は若い頃のバランには向いていないね。今も同じかな。一匹狼か気心の知れた少数精鋭の部下と戦場に出るぐらいがちょうどよさそう。
佳子:出世欲がないのはそれでかまわないのだけれど、出世しないと結果的に消されてしまう世界だろうからね、王宮とか宮廷ってさ。何だか研究業界と似ていて嫌だなあ。
了子:原作ではかなわなかったけれどさ、その2人を引き合わせてみたいよね。全くタイプの違う英雄だからさ。どんな会話が繰り広げられるんだろう。
佳子:確かに面白そうだけど、バランはカールを潰しているからなあ。逆にアバンの活躍のせいでバランは魔王の手下の生き残り扱いになったし。複雑でしょう、お互いに。
了子:長々と対談してきたけれど、そろそろ終わりとしますか。
佳子:そうだね。結果的に姉貴の人外好きと私の危険思想が披露されただけでろくなことはありませんでした。
了子:なんでそんなにシニカルなんだよ~。これだけ付き合ってくれたってことはそこそこ楽しかったってことでしょ?
佳子:楽しいけれど、私的にはあまり得るものがないというか。早く必要な対策をした上でサイトを公開してください。
了子:やれやれ。結局そこなんだよね。悪いけど佳子頼むわ。
佳子:え、丸投げするつもり?