この設定も何だか不思議だなあと思うんですよ。子どものいる龍の騎士はバランがはじめてだなんて。とはいえ、詳細はそれほどはっきりしてはない。子どもを残すことができたのがはじめてなのであって、今まで人間または魔族の女性との間に子どもを儲けた騎士はいたのかもしれない。
でも、職業柄(?)妻子を置いて戦地に行っちゃってそのまま戦死することがほとんどだったはずだから、子どもを養えずに病気や飢えで死なせてしまったのかもしれない。立場上仕方がないとはいえ、一般的基準からいって父親としては最低の部類に入る方々だわ。
あと、異種族間の交配だと受胎しにくい可能性も高そう。女性と恋愛関係を結ぶなり、結婚するなりして男女の関係になったとしても、なかなか授からなそうな気がする。バランも「まさかこの自分に子どもができるとは」って感じで驚いていたぐらいだから、歴代の騎士の中で子どもができた騎士って皆無に等しいのかしら。
いずれにしても龍の騎士にパパとしてのスキルを要求するのは、刀鍛冶にウエディングドレスを作らせるぐらいのミスマッチである。基本的に戦うために生みだされた存在で、子育てなんてさっぱりのはず。何かを育てられるとしたら部下ぐらいなんじゃないか。仮に龍を育てられるとしても大きくなったらきっと騎乗用でしょうし。
そう考えると、バランが初対面でダイに対して「私の部下になれ」といった理由はすごくよく分かる。そう、基本的に龍の騎士が身辺近くに従えつつ育てるのは部下だけでしょう。バランにはラーハルトという先例があるわけで、ダイを「部下」として育てることに何ら疑問を持たなかったに違いない。むろん表向きは「部下」なのであって、バラン本人としては十分「息子」のつもりなんでしょうけど。でもそういったことはよほどのことがないと口にはしないはず。きっとラーハルトを息子と呼んだのはあの遺書の中でのみなんでしょうから。
あれれ。何だか話がズレ始めちゃった。
う~ん。職業上(?)、人間や魔族といい仲になってしまって使命を怠ったり判断を誤ったりしないようにされてそうな気もするんですけど。どーなんですか、マザードラゴン? 一応、男性としての機能は有していますが・・・そういうことに興味を持たないようにできていそう。バランは数少ない例外の1人だったりして。よほどソアラさんのことが好きになってしまったんでしょう。
でも・・・誰かに対して恋愛感情を持った騎士は他にもいただろうと思うんだよね。だって、そうでもなければ騎士に「人の心」が賦与されたことにならないでしょう。少なくとも、誰かを大切に思う気持ちとかそういうものは持っていていいはず。それが一対一の恋愛とかそういった関係でなくとも。
えーっと、例によってバランのこととなるとつい筆が疾走するので、次の投稿で再びバラン論を展開します(^^)
了子
追記:今回初めて「ダイ」というタグをつけました。「ダイの大冒険」なのに・・・。