とりあえず第1日目は終了

集中講義第1日目が終了。あ~やれやれ。あと3日残っているわ。一日に4時限(1時限あたり90分)も話していると、喉はかなり痛くなる。もう、後半になると頭もくらくらしてきてスムーズに言葉も出てこないよ。まあ、関連するDVDを見てもらったり、グループでのミニプレゼンをしてもらったりして、こちらがただ一方的に話し続けるようには構成を組みませんけど。

振り返って見るとすごく不思議だわ。まさか大学で教える立場に立とうとはねえ・・・。確かに研究者を目指して、体調と体力がが許すかぎり研究を続けてきたけれど。調査をすること・論文を書くことと教えるってことはまったく別物。中学や高校でも教壇に立ってきたから、確かに教えるってことは苦手ではないのだけれど、一番これが長く続いている。

クラスの縮小とか色々あったせいもあるけれど、手術が必要なほど体が悪いと分かってまず辞めたのは中学と高校の非常勤講師だった。大学の非常勤講師は担当コマ数が極端に少ないこともあって、その合間を縫って手術と静養が可能だった。そんなこんなで紆余曲折を経ても続いているのがこちら。

研究会に誘われたり、研究員に呼んでもらえたり、学会の事務作業ボランティアを頼まれたりと研究業界のご縁は不思議なほどに(今のところ)切れない。それほど研究者として才能があるわけでもなく、めざましい業績を上げているわけでもない。究極的なことを言ってしまえば、どんな業界にいてどんな仕事に就くかは8割方「ご縁」なのではないかと思う。

だって、私なんかより頭もキレて才能のある人が研究業界から去って行ってしまった例はいくつも見てきた。新しい視点で研究をしていて、非常に期待されていた後輩は、今中学校の教員をしている。むろん、本人が望んでいた職業につけたのだからめでたしめでたしなのだけれど。「もったいない」と指導教授からは惜しまれていた男だった・・・。

今は極端に仕事が少なくて、目が話せない状態になってしまっているおとんを抱えているけれど、今できることを、たんたんとやっていこう。

佳子