論文終わらねえ!

むむむむむむむむ・・・筆が進まん時は筆が進まんのじゃ。仕方あるかして! ワシかて書きたいとは思うとるんじゃ!!! 何が悪ぃ!!! 

うーん。何でこんなに筆が進まないんだろう? 書かなければと思えば思うほど書けなくなってしまう。思わず敬愛する作家が作品中で使ってる方言を借りて絶叫してしまった。っていうかネイティブスピーカーにチェックしてもらったらまちがってるんだろうなあ。

素敵なエッセイとか占い記事を書いている石井ゆかりさんってライターの方がいるんだけど、その方は「時間の使い途って 自分で決められるようでもあるんだけど そうでもない部分もあって」「時間の神様」に出会えないと物事は進まないと書いている。めっちゃその感覚分かりますわ! 書こうと思えば思うほど、気が散ってしまって他の事をしてしまう。そして・・・このブログを書いている(←言い訳)

私も方言のある地域で生まれ育ちたかった。だってそれって二つの言語を身につけることに近いもの。異なる言語を習得するって、その言語の思考法を獲得することだもの。母は東京生まれの埼玉育ち、父は千葉の南端に近いところの出身。だけど「金の卵」として集団就職するような世代だった父は、中学を終えて上京し、すっかり東京方言話者。たまに本家の法事に行くと房州弁で話しているけど、当然私はその言葉を身につけられていない。いくつか知っている語彙をあげると・・・

ダメだよ=おいねっぺよ

醜い=いっしい

蛙=あんご

ウニ(雲丹)=がぜんぼ

こんなもんだわ。語尾に「ペ」ってついて、アクセントは尻上がり。母いわくアクセントや語調は茨城弁に近いらしい(母の母、つまり私の祖母は日立出身で水戸の女学校に通っていたらしく、そのあたりに住んでいた親戚を幼少期によく訪ねたそうだ)。まあ、千葉北部と茨城南部(つまり利根川河口近く)は通称「ちばらき」と呼ばれ、そのあたりの言葉を「ちばらき弁」なんて言ったりするから、あながち遠い言葉ではない。市川(つまり「ちばらき」)出身の先輩が「うちらの方では青あざのことを「青なじみ」と呼ぶよ」と「ちばらき弁」を教えてくれたことがある。

残念ながら私が生まれたのは横浜(しかも新開地に建った団地)で、育ったのは埼玉南部なので「東京方言(標準語)」(日本語学では「共通語」とはあまり呼ばない)圏内である。今の時代ラジオやテレビが普及しているから地方でも東京方言通じるし、たぶん方言にコンプレックス持つ人も少なくなってきているでしょう。きっとコンプレックスがある人から見れば滑稽なんだろうけど、私は逆に方言のあるところで生まれ育たなかったことがくやしいなあ。なんだか損しているような気分になる。

そうそう、日本で一番東京方言がしゃべられているのは、おそらく札幌だと言われているみたい。これは私が学部で日本語学概論(当時はまだ国語学概論と呼んだ)を受講した15年近く前の話だから、最新のデータではないけれど。東京って各地方の人が集まってくるし、山手線より東の方では、江戸言葉(下町言葉)話す人も年配者には多いもんね。近所に住む千住育ちのお爺さんの言葉は「ひ」と「し」の発音の違いが聞き取りにくいし、「てやんでえっ」って感じのべらんめえ口調だし(笑)でも、北海道弁が存在するのに・・・札幌って不思議だなあ。アメリカみたいに移民で成立した土地だと、もっとも多数かつメリットのある言語が優位に立つってことなんだろうか。

あああ、そろそろ現実逃避してないでちゃんと論文に戻ります。真面目にやります(汗)

追伸

って少しは「真面目」なことが書けたんだろうか? 私は基本的に「よくできた」奴と言われたくて努力し、心を入れ替えて今度こそ真面目になろうと奮闘し、常々失敗している人間である。数々の失敗にめげてしまい、ここ数年「まあ、いいか」と思うようになってしまうことが九割近くを占めることになった。イチローが裸足で逃げ出すレベルである(自慢になっとらん)。

佳子