えーと一応3周年らしいですが、さっぱり3周年らしくなく、めでたくもない記事を久々にアップいたします。
かれこれ2ヶ月も咳が止まらなくて、喉に違和感があり、鼻の奥から喉へと鼻水が流れる感覚(後鼻漏)が続いている(現在進行形)orz
横になると咳き込んでしまって、一度咳が始まると止まらないという本当に厄介極まりない有様で。
以前も似たようなことがあって呼吸器科を受診たけれど、「喘息になりかけている状態かもね」と言われて処方された吸引剤はさっぱり効果がなかった。
で、色々咳喘息の原因をネットで調べてみたら、慢性的に喉の深奥、アデノイドの上あたりが腫れていることが原因になっている場合があるらしい。慢性上咽頭炎と呼ばれるらしいのですが、通常、そこに炎症があることは耳鼻科の先生でさえ見逃してしまうようなんですね。
実際、2月末に喉に異物感を感じて耳鼻科を受診しているんだけど、異常なしで終わっている。内視鏡を鼻に入れたのにもかかわらず。きっと上咽頭炎ってそこが炎症している可能性があると頭の隅に入っている先生じゃないと意識してみないんだろうな。
この上咽頭は鼻から吸った空気が最初にぶつかる場所で、かなり昔にBスポットと名付けられ、ここに薬品を塗って炎症を治す「Bスポット療法」という治療法が考案されたらしい。でも、あまりエピでンスがないので、医学部で教えられている訳ではなく、ごく一部の耳鼻科でしか行われていないようです。
まあ、この場所が炎症していても喉が腫れているって自覚がないことも多いらしいし、上咽頭が腫れている人を集めて、この治療をして経過観察するなんて実験をするってとっても大変だと思いますしね。何より、製薬会社とか医療機器メーカーが儲かるような治療法ではないから、どこからも予算が出なさそうです。
この治療法が効くのではないかと思い、実施している耳鼻科を探して受診してきました。もちろん、今も通院中。何を隠そう、心当たりがあったからこの治療法を試そうと思ったんですよ、実は。
大学院に進学が決まった年の年度末(かれこれ10年ほど前)に、インフルエンザに感染した。ちょうど学費を稼ぐためにアルバイトを2つ掛け持ちし始めた頃で、修士論文の計画を立てるために図書館に連日通いつめてて、キャパオーバーな感じだった。バイトを早退して当時かかりつけだったお医者さんに駆け込んだら、注射と点滴を打ってくれた。
熱も下がってめでたくインフルエンザの症状は消えたんだけど、喉の違和感と下痢がしばらく続いた。それもそのうち治ったけれど、なぜかこれ以降、ちょっとしたことですぐに喉が痛み出すようになった。扁桃腺とは明らかに違う場所で、そこが痛むと37.3ぐらいの非常にビミョーな熱がでることが増えた。
これ、風邪をひいた時に医者に相談しても、濡れたマスクでもして寝てみてはと言われるのがせいぜいで、何が悪いのか、どこをどう治せばいいのかさっぱりわからなかった(お医者さんもわからなかったに違いない)。
この長年不明だった症状が根本的に治るかもしれないと期待しながら、電車でないと通えない距離にあるとある耳鼻咽喉科を訪ねた。麻酔薬を含んだ綿を鼻に突っ込んで、待つこと20分。ファイバースコープ状の内視鏡を鼻の穴に入れて写真撮影。
鼻の穴の行き止まり、上咽頭は真っ赤に腫れ上がっていて痰が付着していた(@@)
先生は「これはもう病気ですね」と一言。
通常、上咽頭は平らなはずなんだけど、腫れ上がってしまっていて、なおかつ重力によって下に向かって垂れ下がっている状態だった。やっぱり10年近く違和感を感じていただけはあるんだろう。完全に慢性化しているみたいだ。
この慢性化した上咽頭炎は、炎症どめとか抗菌剤などの薬では治らないので、むしろBスポット療法をするしかないらしい。
先端が湾曲した長い棒で、扁桃腺の奥の上方(鼻から吸った空気が初めにぶつかる喉の上方)へ薬品を塗布。この治療法は痛いと言われている割に痛くはなかった。むしろ、いわゆる「のどちんこ」の向こう側に強引に棒を差し入れるので、「オエッ」となってしまう嘔吐反射の方がツライ(TT) 治療後しばらくは痰に血が混じっているけれど、風邪を引いた時の痛みとさして変わらなかった。
この場所、まさに10年ほど前のインフルエンザ以来、いつも風邪の引き始めに真っ先に痛痒くなるなと思っていた場所だった。本当にドンピシャ。ツライ治療にもかかわらず、私の体は大声で「Yes!」と言っている。ここって通常の治療やうがいでは届かないので、どうしようもないと思っていたところだった。
ここって、頭の断面図で見るといわゆるアデノイドの付近にあたる。そういえば、私は幼少期にアデノイドが肥大していて、切除手術を受けるかどうか瀬戸際のところで手術をしない選択をしたのだった。大人になって縮小したから問題なしって訳にはいかないのかも。
この治療は週に1度、4回ぐらいの治療で8割方の症状が軽快するそうなので、しばらくは通院する予定。今3回目の通院が終わったところだけど、またちょっと悪化している。上咽頭に薬を塗った綿に結構な血が付着していた。まあ、しょうがないかな。本の大整理と一緒に本棚と机も古いものを解体処分したりしていて、我が家は今埃っぽい。埃アレルギー持ちなので、鼻と喉に炎症が起きちゃったんだろう。
追記
後になってよくよく調べて見たら、ここを治療するといわゆる不定愁訴が治ってしまう事例が、一部のお医者さんの間で臨床経験上語り伝えられていたらしい! この辺りって脳視床下部、つまりホルモンの司令塔に近くて、自律神経を整えるツボのような場所みたいだ。自律神経の乱れによる疾患のほとんどは、この慢性上咽頭炎を治療することで軽快してしまうらしい。ビックリ!!
考えてみれば、副腎疲労症候群的な症状が出ていたのも、身体に慢性的炎症があって肉体が常に臨戦態勢を強いられていたからに違いないorz ずーっと慢性的に疲労感があって、眠っても疲れが取れなかった。
検索して見つけた日本病巣疾患研究会のHPには、ばっちりむずむず脚症候群と不眠症が関与しうる疾患として挙がっている。過敏性腸症候群とかもあるし。私の場合、すべての不調の根本原因がこの慢性上咽頭炎だった可能性もあるのかも。
佳子