ひえ~っ!!! うっそ~ん!!! と言いたい事態がまた発生orz
ま、まあ、あるのが分かってよかったと言えばよかったのだけど。丸々一週間下痢が止まらないので、さすがにお腹の風邪(ウイルス感染)か何かにかかったんだろうと思って病院へ。たまたま最寄りのかかりつけ病院がお休みだったので、ちょっと遠い病院に初めて受診した。検診や人間ドッグがメインで検査設備だけは異様に整っているところだ。
むろん初めてなので、何曜日にどんな先生がいらっしゃるのか分からなかった。幸か不幸か、私を見てくれたのは内科の先生でもご専門は循環器・・・つまり心臓である。
「やはり一週間以上続いているとなると長いですね。念のため腹部超音波検査をしてみましょうか。私は専門が心臓なので、明日いらっしゃる消化器内科の先生に診察を受けることをお勧めします」
非常に若そうに見える、おそらく私よりは若い先生が穏やかに勧めてくださるので、そのお勧めに従う。万が一、大腸に何かできているとか、誰かさんみたいにクローン病を発症しているとか、そんなこともあり得るかもしれないから。私は勝手にお腹の風邪かそうでなければストレスから来た過敏性腸症候群だろうと当たりをつけていた。でも、お医者さんから言われると、まさかヤバイ病気かもとついつい気になってしまう。
その日は胃薬「ガスター」と整腸剤「ビオフェルミン」を受け取って、翌日に腹部超音波検査をくすぐったさをこらえながら受ける。実を言うと最悪な下痢の状況は脱しつつあったので、受けなくてもいいかなと思っていたのですが。診察室にいらした先生はこれまた若い方である。前日の先生がジャニーズ系だとすると、こちらの先生は大きな劇団に所属していそうな性格俳優系に分類される。症状が症状だったので、こういう気さくそうなお医者様が相手で胸をなで下ろす。
「腸には全く問題がありません。そのかわり胆嚢に3ミリほどのポリープがありますね♪」
あまりにあっけらかんと言われ、正直ぶったまげた。なんで? いったいどういうことですか!? 症状は下痢だったのに何で胆嚢のできものが発見されるという結果に終わるの!!?
「ええっ!? 胆嚢・・・胆嚢に異常が見つかったんですか?」
「はい。ここに見えているのが肝臓で、このナスみたいな形をしているのが胆嚢です。その中の、ここですね」
先生は超音波の画像を解説しながら、メモに内臓イラストを描いてくださる。
「おそらくコレステロールのかたまりでできています。そう心配するものでもありませんよ」
いや、本来ないはずのものがある以上、注意は必要なんじゃないでしょうか。っていうかなんで大酒飲みなのに肝臓が無傷なんだ? それに胆嚢にポリープがあったって下痢なんてしないでしょう。
「それは・・・脂肪分の多いものを採りすぎていることが原因のひとつなんですか?」
私が問いかけると、先生はおもむろに私の体を見回してきた。体重だけで言えば標準体重以下だし、健康診断の血液分析結果では血中コレステロールは少なめという結果だったんだけどなあ。
「う~ん。そういうこともあるかもしれません」
これでもう少し太っていれば、「食事に気をつけましょう」と即答されたのかもしれない・・・。
「もっと大きくなってしまったり、逆に自然となくなってしまったりすることもありますか?」
「大きくならずにそのままで維持されることが多いですね。一応半年後にもう一度検査して、大きくなる兆候がなければ年1回の検査にしましょう。お腹の調子の方はいかがですか?」
「昨日ぐらいから、水様便だったものが少しマシになりました」
「そのまま放っておけば治ると思います。また悪化してしまったら受診しに来てください」
・・・・・・。『源氏物語』の現代語訳を調査しに行ったのに、量子力学の方程式をコピーしてきたような気分・・・。温泉があると思って掘削しに行ったら、ガス田で爆発しましたしたぐらいの衝撃である。その日の診察料は1800円だった。意外と超音波検査料は安い。でも、何だか検査対象としてカモにされてしまった感がぬぐえないのは、さっぱり自覚症状がないからだろうか。
佳子