さてさて、四十九日法要も終わりまして、このブログもそろそろ通常営業。佳子と連絡を取り合っている限りでは、かなりややこしい手続きが待っているみたいだけど、とにもかくにもそろそろ生活を通常モードに戻さなくては。
どうやら、まず最初のハードルは実印を作るってことらしい。佳子の憶測に漏れず、私(了子)も印鑑登録はしていない。一応、銀行印として三文判ではない印鑑を作ってはいるけど、あれ、実印として登録していいのかなあ? 佳子同様、私ももしかしたら姓が変わることもあるかもしれないと思って名前で作ってある。なにしろうちのおかんも当時としては晩婚だった口で、31歳で結婚するまで13年間とある電機会社に勤めていたので、名前だけの印鑑を作っていた。私ら姉妹は申し合わせたようにおかんの真似をして名前のみの印鑑をもっていたりする。
まあ、ややこしいことは書類に強い佳子にお任せしておいて、私は指示どおりに登録証だの住民票だのをゲットしてくることに徹するわ。下手をすると2ヶ月ぶりぐらいになるところだった当「独断と偏見」シリーズも今回で19回目。今までの投稿とかぶる部分もあるけれど、早速本題に入ります。
「どうせ後付けでしょう」なんて身も蓋もないことを言われるキルバーンとピロロの関係ですが、あれだけの物を製作する技術力って相当すごいもんだと思うんですよ。あの技術力を保持しているのがピロロたちなのかヴェルザーたちなのか分かりませんが、ヴェルザー陣営がああいう技術なりノウハウなり資源なりを持っているらしいことは推定できます。
そこで気になるのが、これまでにも何回か引き合いに出してきましたバラン様のご発言です。
今でこそ竜(ドラゴン)は
怪物の一部とされているが
昔は人間以上の知識をもち
言葉をあやつる者のほうが
多かったのだ『DRAGON Quest・ダイの大冒険』第6巻(集英社文庫版、2003年)P130
この「人間以上の知識」が具体的に何を指しているのか分かりませんが、知恵ある龍たちが「キルバーンロボット」レベルのものを製作できる知識と技術を保持していたことを知っていたのかもしれません。それが龍の騎士が受け継ぐ紋章の記憶としてなのか、対ヴェルザー戦で実際に体験したものなのかは分かりませんけど。
でも、もしヴェルザー一族との戦いでロボット兵器を相手にしていたのなら、もう少しキルバーンを警戒できなかったのかなあとも思うんです。まあヤツは表向きはバーンの部下で軍団長の始末係でしたけど。バランというか龍の騎士の察知能力を考えれば、キルバーン自体には生物としての気配のようなものがないとか気づきそうな気がするんですよ。むしろ機械のような雰囲気を嗅ぎ取ったりできそうな気がする。胴切りにして(壊して)も、修理されれば復活するとか考えてもいなかったっぽいから、そういう可能性にまで思い至らなかったんでしょう。
そうなると、対ヴェルザー戦ではあまりロボット兵器を相手にするような戦闘は経験しなかったのかもしれない。って、これはバランの考察ではなくあくまで龍族が築いていたと推定される文明レベルを考察しているんだった。
黒の核晶を龍の騎士との戦闘で用いたのは、おそらくヴェルザーが史上初。ダイの「な、なんでそんな事判るの?」という質問に、バランは「かつて一度魔界で見た」と言っている。つまり紋章経由の記憶ではないのだ。もし紋章経由での記憶があるのなら、ヴェルザーが使う前に止めていたかもしれない。吹っ飛んだ大陸にはヴェルザーと無関係な龍や魔族がいた可能性が高いし、騎士としてはそういう存在を巻き添えにはしたくなかっただろうと思う。
これまでにも爆弾が戦争に使われたことはあっただろうけれど、あそこまでの規模のものが使われたのはきっと初めてだったんでしょう。魔界の大陸がひとつ吹っ飛んだぐらいですから。そんなもの何度も使われてしまっては魔界が持たないと思うんだよね。ま、まさかあれで地上への風穴を開けたとか? まあ、その件はおいておくとして、その製法についてもバランは以下のように解説している。
黒の核晶は魔界の
奥地にある〝黒魔晶〟
という魔力を無尽蔵に
吸収する石を原材料とし
呪術で加工すると完成する『DRAGON Quest・ダイの大冒険』第13巻(集英社文庫版、2003年)P163
ということはですね、加工するにも使用するにも魔力が必要そうな感じなんですが・・・龍族って基本的に魔法使えるという解釈でいいんですかね? もしかして開発当初は龍族と魔族のコラボ製品だったりしたのかなあ。バランが妙にその製法に詳しいのも不思議だわ。黒魔晶使った製品が他にもあって、核晶は一番悪辣な製品の部類なんんだろうか? と、いうのもですね、魔力を吸収する石なら、他にも色々な使い道がありそうな気がしませんか?
それこそ魔弾銃みたいなものも作れそうですし、電球代わりにも使えそうですし、動力源として何かを動かせたりしそう。オランダで有名な風車も、製粉に使ったり水を送るポンプの役割を果たしたりしているわけで、ああいう大きなものを動かすことに使えるなら需要はありそうです。他にもたとえばスイッチとして使ったり、封印を解く鍵として使ったりできそうですし、誰かが通行したら爆発して道をふさいじゃうとかトラップにもなりそう。もしこういう便利な使い道があるなら、資源をめぐって争いが起きても不思議じゃない。
バーン様が核晶を惜しげもなく使っているところを見ると、けっこう魔界では一般化している技術なんでしょうね。魔力炉のことも魔界にはあれに代わるものもあるなんて言っているぐらいだから、地上なんかよりも相当文明が進んでいるに違いない。おそらくは魔法機械文明的な形で発展しているか、発展していたんでしょう。でも・・・龍族は果たしてその担い手たり得たのか? 図体が大きくて細かい機械を製作するのに向かなそうな気もするんですがねえ。それこそドラゴンメイド(龍人)的な種族が龍族の中に存在していたりしたのかなあ?
何だかまとまりのない内容になってしまった。この辺りは私が一読者として勝手に想像の尾ひれをつけている部分だから、まあ、仕方なんですけど(^^;)
了子