ダイ大の謎「バランの生い立ち」―独断と偏見1

『ダイ大』を読んでいてどうも解せない・・・と思うことを

勝手に論じていこうと思います。

記念すべき(?)第一回目は、

龍(ドラゴン)の騎士の生育方法とバランの生い立ち です。

新たな騎士を宿した

聖母龍(マザードラゴン)はいずれかの地に

その子を産み落とす

その地の人間はそれを

神の子としてあがめ

育てあげる

『DRAGON QUEST ダイの大冒険』第7巻 (集英社文庫版、2003年)P179

上記はラーハルトによる龍の騎士の死と誕生の説明部分なのですが・・・。

本当に本当なの!!? と声を大にして聞いてみたい。

作品を読む限りでは、バランが幸せな幼少期を送っていたようには見えませんよ。

幼くして養親と別れているか、何らかの事情で縁が切れている可能性が高そう。ソアラと駆け落ちした後、養親なり乳兄弟なりが2人を匿った様子もないですし。

 

まあ、ラーハルトに語らなかった諸々の事情もきっとあったのでしょうけど。

だって産婆さんや経験者の手を借りずに、出産と養育、産後の肥立ちまで2人だけで乗り切れたとはとうてい思えませんもの。

まさかそんなものまで「紋章の記憶」として継承されていないでしょう。

(もし継承されていたらされていたですごいことですけど(^^;)

 

ヴェルザー戦も「具体的な誰かを守りたい」という動機よりも、「騎士としての使命だから」という意識が強かったみたいですし。

種や立場は違えど共に生きていこうと言える人間が周囲にいなかった、あるいはいたけれど既に亡くなってしまっていたような気がします。

おそらく人間からひどい仕打ちを受けたのは、例のアルキード事件が初めてではないはず。あの人間に対する完全なあきらめ具合は、幼少期からひどい扱いを受けてきたことをにおわせます。

まあ龍の騎士って、そもそも五感や直感力が普通の人間以上に発達していそうなので、神経が鋭敏(デリケート)すぎる子どもだったという可能性も大いにありそうです(^^;

それにしてもマザードラゴンって、ちゃんと人を見た上でわが子を託しているのかしら?

産み捨てていませんよね!!?

了子