さてさて、四十九日も終わったわけで、そろそろ色々な手続きを済ませて、残された物を整理する必要がある。とはいえ、けっこう面倒くさいみたいだ。まずは不動産。①今住んでいる自宅が父と母の共同名義になっている。これを母名義に変更する。②ちょっと離れたところに猫の額ほどの土地(資産価値はとても低い)がある。これを母名義に変更する。③父名義の軽自動車が2台ある。父が乗っていて、私が免許取得後に父を運搬していた車を私名義に、弟が乗っていた車を弟の名義にする(姉貴の了子は免許を持っていないので車は放棄)。④父名義の銀行口座が2つあり、合計で十数万の貯金があるのでこれを姉貴の了子がもらう。ざっとこんな感じで分割の取り決めをした。
で、手続きである。相続人が4人いるので、「遺産分割協議書」という物を作って、不動産名義の変更には法務局へ、自動車名義の変更には陸運局へ、銀行口座の預金受け取りにはそれぞれの銀行へ行って手続きをしなければならない。「遺産分割協議書」には実印を押して、相続人全員の「印鑑登録証」を添付する必要がある! さらに被相続人(つまり亡くなったおやじ)の出生から死亡までが記録された除籍謄本と相続人全員が載っている戸籍、相続人全員の住民票が必要なのである。
ここで非常に困るのが、母以外の相続人は印鑑登録をしていない(!)という事実だ。だって弟が運転している車も、所有者はおやじになっているし、ローンを組むような買い物なんて兄弟全員そろってしたことがない・・・。つまり、諸々の手続きをする前に実印を作ってそれぞれ住民票を置いてある市区町村で印鑑登録をする必要があるのである!
私(佳子)は教員になった時、いつか必要になるだろうと名前のみの印鑑を作った。必要があれば実印として登録できるように、象牙で手彫りの印鑑をけっこうなお値段でオーダーした。万が一結婚しても使えるように姓は入れなかった。姉貴の了子はどうしているのか知らない。でも弟はどうせ姓が変わらないからという理由で、適当な三文判を使って銀行口座を開設してしまっていると言っていた。男だから姓と名が入った大きめの印鑑を作って、それを実印として登録すべきだと思うけど、今からオーダーしてたら完成するのは来月だろう(- -;) やれやれ。
むろん、銀行ごとに提出書類は違っていて、「遺産分割協議書」ひとつとっても、それぞれの銀行の書式に従って書かなければいけないだろう。不動産ごとに「固定資産税評価証明書」を添付しなければならないし、そのためにはけっこう離れたところにある市役所まで足を運ぶ必要がある。陸運局に行って名義変更しようにも、弟は都内独り暮らし。おそらく委任状を書いてもらって私が手続きは代行するんだろう。車検証とか自動車税の納税証明書が必要になるはず。
う~ん、もう!!! な~んて面倒くさいんでしょう!!! 陸運局や銀行などはおのおの必要な書類がそれぞれ他にも要求されそうだけど、基本的に必要な書類は以下の通りである。
①遺産分割協議書 土地・銀行用4通、自動車用2通(陸運局書式)の合計6通。
②戸籍・除籍謄本 最低2通(法務局と銀行は返却してくれる)。
③印鑑証明書 各相続人ごとに6通ずつ。
④住民票 各相続人ごとに2通ずつ。
⑤固定資産税評価証明書 自宅と別の土地の各1通ずつ。
まずは弟に印鑑を作らせて印鑑登録をするところから始めなければならない。道のりは遠い・・・。
佳子
追記:今日(というか日付が変わったので昨日)の地震直後に、弟は「骨は大丈夫?」とショートメールをよこした。仏壇脇に設置した臨時お骨置き台の強度が弱いことを心配していたらしい。地震で倒れて父のお骨が散乱してしまったのではないかと気をもんだみたいだが・・・ちょっと待て。私や母よりもおやじのお骨が心配なのか??? まあ、あれだけの量のお骨が散乱したら大事だし、拾い集めることも困難だろうけどさ。